行政書士 合格率 推移 ギブアップ20%!? 行政書士になりたい③

行政書士試験

行政書士 合格率 推移 を調べた28歳タカシさん

(前回までのあらすじ)
高校を中退し、通勤中交通事故にあい、
その後体力を要す仕事に就けなくなり、四苦八苦した後転職しました。
それまでは行政書士の勉強をすることだけで満足していたタカシさんは、
時間をムダにしていたという教訓を活かして、本気で次回の試験を受験することを決意します。

合格率 推移 をみたら20%がリタイア!?


ある土曜日の昼間、タカシさんは自宅のパソコンで行政書士について調べていました。
そして、試験センターのこの表を見て思ったことがあります・・・それは・・・

これ・・・毎年1万人以上が受験を諦めているってことなのか?
令和元年は合格率11.5%って書いてあるけど・・・・
申込者も入れたら、52386人中4571人だから・・・
4571÷52386=8.7%・・・
勉強中に諦める人が20%くらいいる
ってことなんだな・・・と・・・

自分はどうなんだろう・・・


タカシさんは現在28歳男性で、次回の試験日には29歳になっています。
そして、この円グラフを見て呟きました
「次の試験一発で合格すればギリギリ20代だから、全体で見れば若いほうなのかな・・・
それにしても、女性の受験者も多いんだな。3人に1人くらいの割合じゃないか・・・
しかも女性の20代・30代・40代の受験者の割合は男性よりも高いんだな・・・
やばい!なんかやる気と負けられない気持ちがみなぎってきた!」

以前ちょっとだけつまみ食いで調べた気になっていた、
この合格者や受験者の割合を、改めて公式の数字で確認したところ、
今までとは一皮むけたようなメンタルになっていったのです。

合格の判定基準って何だったろうか・・・


タカシさんは、昨日まで2年以上前に買った行政書士の基本書しか読んだことが有りませんでした。
勉強しているというよりは、読書していると言ったほうがいい位のレベルです。
はじめて試験と向き合ったとき感じたのは「問題を解かなければ試験で点数が取れない」ということ。
至って当然でありながら、今までこの「当然のこと」にさえ向きあっていなかった自分に、
これまでの自分の言動や行動を振り返り、恥ずかしさも感じていました。

そうか どんなに法令科目で点数とっても、
一般知識ってのを24点以上取らないと不合格になるんだな・・・
180点以上で合格で そのうち24点は一般知識の得点がはいるから・・・
180−24=156点・・・法令科目で156点以上は取らないと合格が難しいんだな・・・

行政書士試験の出題範囲


タカシさんは、行政書士試験研究センターと有名予備校の示す、
出題範囲と、法令ごとの出題頻度を確認して呟きました。
「行政法が・・・19+2+1で23問出るんだ・・・
で・・・76+16+20で満点で112点!
行政書士だからやっぱり行政なんだな・・・
次に多いのが民法、11問で76点分か・・・
行政法と民法だけで188点分も出されるのか・・・知らなかった・・・」

合格者平均得点 196 点(前年度 197 点)

こういう風に行政書士試験研究センターに書いてたから、
合格した人はたぶん、行政法と民法でたくさん得点をしたはずだな・・・

約1万人が受験を諦める 行政書士 合格率 推移

受験申込者の20%は受験せずに断念している。
願書だけの人も受験者として数えると、令和元年度の合格率は8.7%だったこと。

円グラフの年齢層を見る限り、ほとんどの人が「働きながら目指している」こと。

行政法と民法という科目がキーになる試験であること、
一般知識で24点以上取らないといけないこと。

これらのことが分かってきたのです。

――― しかし、これはやっと「試験の概要と合格者の推移」を知っただけ。
タカシさんの試験への道はこれからドンドン過酷を極めていきます・・・

 

行政書士になりたい④へつづく

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