⑥行政書士合格後、勇気を持って開業に踏み切れるような情報はないのですか?

行政書士の集客

行政書士に合格しました。
ネットや本で行政書士の開業のことを調べてますが、
具体的に一歩目に何したらいいのかハッキリ書いてあるものが目に付きません。
行政書士会に聞いても「開業すれば先輩行政書士さんもたくさんいますから・・・」
と言われますが、その開業の踏ん切りがつかないから悩んでいるんですけど・・・
(営業職で開業検討中の20代:男性)

今回は、この人のお話しに注目してみましょう。


もう何度も同じご挨拶をしているかもしれませんが、
はじめまして、行政書士の千葉帯之(ちばたてゆき)です。

わたしは、トラック運転手時代に3回不合格、
営業職に転職してから4回受験して、
通算7回目でやっと行政書士試験に合格できました。
・・・受験回数は恥ずかしくて披露したくない事実ですけどね・・・
合格後まもなく自分の事務所を開業し、2020年で開業7年を迎えています。

ま、私のことはこれくらいにして、
合格後のこのような悩みや、モヤモヤを払拭できるような情報がないこと・・・
これは、わたしも嫌というほど味わったので、それなりに共感できるつもりです。

よろしければ、私のときのことを包み隠さずそのまま、
悩みを持つ人のケースに当てはめてみましょうか?

本・インターネットで探せそうですか?

行政書士に合格しました。
ネットや本で行政書士の開業のことを調べてますが、
具体的に一歩目に何したらいいのかハッキリ書いてあるものが目に付きません・・

ネットや本屋で探すのは一応やっておいた方がいいでしょう。
しかし、万人に対してインパクトの強いググッと惹き込まれそうな内容のものは、
わたしのときもそうでしたが、たぶん見つからないと思います。
それっぽいものが書いてあっても、
どこか脚色していたり、その人はそれでよくても、
あなた自身がそれでよいか・・・というものが多い気がしました。

行政書士やって稼いでる人って、大半の方は忙しいんです結構。
だから、本を執筆したり、インターネットで有益な情報を発信するような人は稀だと思います。
それに、本の場合、出版費用もかさみますし、売れ残ったら赤字になります。
だったら本代わりにインターネットで発信と行きたいところですが、
インターネットだと、有益な情報を勝手に拡散されてしまうリスクがあります。

これが全てとはいいませんが、
本やインターネットに有益な情報が皆無なのは、
こういったことが主だった理由だと思います。

ただし、人によっては、何気ない本の中身の文章などが、
とてつもなく衝撃的に感じる場合もあることは否定しません。

わたしが決断した理由には、読んだある本の中に、
“最初は会社勤めしながら副業で始める人もいる” という・・
当時のわたしにとっては衝撃的な記載を目にして、それから開業する決断のスタートになったのも事実です。

ですから、ダメもとでもネットや本で探すのは一応やっておいた方がいいでしょう。

高額な開業セミナーって・・・どうなんでしょうか?

ネットや本で見つけられないと、開業キットとか、HPで集客といった、
行政書士向けのセミナーも無数にあります。
もちろん、確かなことをレクチャーされているものもたくさんあるのですが、
殆ど役に立たないようなセミナーが無数に存在しているのも事実です。

参考までに、「確かなことをレクチャーしているセミナー」などは、基本的に費用も高めです。
その理由はたくさんありますが、シンプルに言うと、秘密にしないといけない部分が多いからでしょう。
・・・たとえば、キノコ狩りにたとえてみましょうか(私はしたことありませんが)。
「松茸はこの山の、その斜面で、何月ころの、この時間帯に、見つけやすいです」
という経験則やこれまでの統計から話している内容が、確かなレクチャーだとします。

松茸の相場は分りかねますが、1本8000円で売れたとしましょう。
教えてもらった場所に日時を合わせていくことで、増減あるにせよ平均的に1日/5本は取れたとします。
そんな日が1ヶ月続いたら・・・
8000✕5✕30=???ということになります。
しかし、この収穫方法が有効であっても、期間中、松茸自体は1500本までしか生えないと言う場合・・・
この収穫方法で1日5本で30日取れる人は最大10名までということになります。

レクチャーを受けた人が全員120万円分松茸を取れるかはわかりませんが、
仮に、このレクチャーの費用が10名限定で1人/30万円だとします。

この内容に30万円支払った人は、
まず無料で他人にレクチャーの中身を教えることは考え難いでしょう。

レクチャー側も30万円払った人だから、急にSNSとかで拡散したり、
他言はしないだろうと信用もしているはずです。

つまり、レクチャーする側も、レクチャーを受けた側も、
確かなレクチャーを取り扱う場合、
松茸の場所のように「秘密」にする内容が多いはずなんです。

これは、セミナーの種類ぞれぞれですから、
インターネット系、アナログ系、誰も知らないような奥義や裏技のようなものまで、
本当に多種多様だと思います。

しかし、確かな情報をレクチャーするセミナーの共通点は・・・・
先程の30万円の松茸セミナーで言うなら、乱獲を禁止する約束事への同意・誓約はもちろん、
まつたけ狩りで車を止める場所、服装、持ち物、松茸が見つけ易いプロ目線の具体的な収穫方法、
収穫初日は一緒に歩いたり、お手本をみせたり・・・
そして、収穫した松茸をどこに行って買い取ってもらうのか・・・
買い取ってもらうための保管方法や持ち込みの仕方・・・
買取時に、どのように話せばスムーズに現金に変えられるのか・・・
自分で持ち帰っても構わないのか・・・すべて慣れるまで何度か同行してくれる・・・
だから、大半の方は、松茸を収穫できて、セミナー費用以上の代金を受け取れる・・・
こうなることが多いはずです。

すべてがこうであるとは言えないのはもちろんですが、
つまり、高額なセミナーは、
アフターフォローが万全なだけでなく、
申込者個々に合わせて、お手本まで示してくれるわけです。

リーズナブルなセミナーだと申し込みやすいんですが・・・

一方、高いか安いかは個々の心象になりますが、
2万円とか5万円前後くらいのレクチャーだとどうでしょうか?
30万円の松茸セミナーとはうってかわって、
正直、皆さん出せない金額ではありませんね?
そう考えるのはあなただけではありませんから、
応募者も松茸のときと異なって、桁違いに多くなるはずです。

先程高額なセミナーの共通点として・・・・
・色んな意味で人数限定でマンツーマンに近いフォロー体制
・個々に合わせてお手本を示してくれる。
・必然的に秘密にすることになる内容が出てくる
・高額なので、だれかれ申し込めない

ではリーズナブルなセミナーの共通点は何か?
鋭いあなたはもう勘付いてますね?

そう、高額なセミナーとはほぼ真逆です。
・申込者数に上限はないのでコールセンターやメールサポートがほとんど(マンツーマンはほぼない)。
・杓子定規に近いマニュアル・決まり事が多く、申込者でなくレクチャーする側に合わせた内容になっている事が多い
・金額がやすいと「あそこのセミナーこんなだったよ」と話しやすくなり、秘密性が低くなる(希少価値があまりないともいいます)。
・低額なので、ちょっとびっくりするような人も申し込んでくる(あなたはそれを見て、やや不安になる可能性もあります)。

セミナーまとめ

高額な場合、費用は大きなデメリットですね。
でも、内容それ自体はメリットが大きいものが多い可能性が高いでしょう。

いっぽう、低額でリーズナブルなものはどうかと言うと、
もしかしたら、あなたで調べれば受けなくてもいいものも数多くあるかもしれません。

ま、こういうことを申し上げると、
お前はしゃべりすぎだとか、ちょっとうるさいぞと言われてしまうと思うので、
決め台詞だけ・・・

“良質な役立つ情報は希少価値が高いので費用も高い。
ちょっと調べれば誰でもわかりそうな情報は価値も費用もそれ相応。”

じゃ、現役の行政書士に聞けばいいの?

行政書士会に聞いても「開業すれば先輩行政書士さんもたくさんいますから・・・」
と言われますが、その開業の踏ん切りがつかないから悩んでいるんですけど・・・

例えば行政書士会ですが・・・

今はわかりませんが私のときも、この投稿された方の言っている・・・
本当にそのままのことを言われました、行政書士会から。
そして、まったく同じような気持ちになりました。
だから行政書士会に聞いても、開業の踏ん切りはつきませんでした。

今の時代インターネットはじめ、SNSなども普及していますから、
一昔前とは大違いで、気軽に士業と一般の方が会話する場面が増えました。
が・・・そうは言っても誰もがネットやSNSで繋がれるのかというと、
そんなこともないでしょう。

仮にネットやSNSで行政書士の知人ができたとしたら

ネットやSNSで、合格前や開業前に行政書士の知人ができて、
その人と色んな話ができるようになれば今より何歩か前進はできるとは思います。

あとは、良いところを吸収して、不要なところは聞き流して・・
こういう意識を持てればさらにもう一歩前進できると思います。

そして、これをあなた自身が確信を持てるくらいまで、
いろんな行政書士と会って繰り返していけば良いのではないかと思います。

ただ、それだけで開業の決断ができるのかどうかは、
ちょっと私にはわかりません・・・その点お詫びいたします。

開業は自分で決断するから人の情報はいらない!

大いに結構だと思います。
ちなみに、わたしはほぼ、この属性です。

ま、やる気があってぶれない人なら、
情報は必要最低限で良いと思います。

開業したら、やりながら覚えて、
知らないことはその都度調べて・・・
意外にそれが「最新の情報」だったりするわけですから。

人の情報を聞こうと聞かまいと、
つまるところ決断するのはあなた自身ですから。
月並みですいませんけどね。。

でも、自分で決断するから情報は最低限で良い!
なんかカッコいいじゃないスカ〜

P.S

行政書士試験合格者が開業しようかどうか迷い・悩んでいる時、
親身になって相談にのり、具体的な情報を提供してくれるところって、
昔も今も、あんまりないような気がします。

簡単に合格できる試験ではないですから、
勉強に明け暮れることが殆どで、
行政書士試験に合格した後のことを考える余裕など無く、
合格後、インターネットで開業についての役立つ情報をと・・・
いろいろ調べ始めると「合格後の役立つ情報が少ない」ことを実感し始めるのです。

そんな渦中のあなた、できれば次の記事も読んでみてください。
さらにあなたが心強く感じるようなお話しを聞いてください。

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② 2つの行政書士のしごと。権利義務や事実証明の仕事は単発業務。コンサルティングは定期業務。

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