第11巻 ホームページ制作は新入社員の雇用と同じなんです。

WEBコピーライティング

これまで、インターネット広告や、ホームページのことばかり話してきましたが・・・
いきなりですけど、あなたの会社の経営状況・・・
踏み込んで言うと、財務状況のこと、
あなたはどれくらい把握していらっしゃいますか?
え?会社は経営しているけど経理関係はノータッチなんですか?
まぁまぁ大丈夫です、そんなに深堀りしませんから。

でも、去年の売上高や赤字・黒字くらいは分かってますよね?
それくらいで大丈夫ですよ。
じつは私も経理や財務は苦手な方ですから。

例えば、年間の売上が3000万円で、当期利益が150万円だとしましょうか。
当期利益を一番減らしている項目はなんでしたか?
――あれ? あんた、HPの宣伝しに来たんじゃなかったのかって?
失礼ですね、一応行政書士もしてるんです。
たまにはポクていいでしょ?

一番かかるのは、たぶん人件費ですよね?

例えば、一月の手取り25万円の社員さんを雇用していたとします。
社員さんの「手取り給与」が25万円だとしても、
経営者のあなた側からは、年金や保険の負担、
退職金の積立、有給休暇のこと、備品の支給、その他法律で定めるものなど・・・
これ全部をひっくるめて「人件費」としたら・・・
やっぱり、当期利益を一番減らすのは「人件費」ではないかと思うのですが・・・
あらためて、あなたの会社はいかがですか?

一人雇用して仮に年間400万円の総支給額だとしたら、
2名で800万円ですね?
それ+間接的な管理コストも生じます。
もちろん社員さんがいて売上や利益も上がるわけですから、
単純な足し算引き算では正確な測定は難しいのも分かっています。

でも、社員さんの一番の問題は、
定期的な昇給、離職されたら新たに募集するコストにゼロから新人教育・・・
固定コストに見えても、人件費は上がり続けるのが基本です。

社員が社員に教えると人件費は2倍

人件費が利益を圧迫するのは今始まったことでもないですし、
経営者のあなたなら、いまさら人から教わることでもないはずです。

ですが、あなたが社員さんに直接仕事を教えているうちは良いですが、
社員さんが社員さんに・・・例えば営業職が営業職に教える構図になると、
きれいごと抜きで、かなり安定した売上を確保していかないと、
数ヶ月で苦しい状況になっていく可能性もあります。

さらに、社長のあなたが教えている間は緊張感もあり、
社員さんも集中力を切らすことは少ないでしょうが、
これが社員同士になったら話は別です。
社長のあなたから教わったときのような緊張感は絶対に保てません。

いずれ緩んでくるでしょう。
そうするとあなたが「なにをやってるんだ」という感じで定期的に喝を入れることになります。
その後は、結局あなたも遠巻きに社員同士の教育を監視することになるでしょう。

教え方・教わり方にストレスを感じることも出てくるはずです。
俺が教えたほうが早くて楽だな・・・と思う日も増えてくるかもしれません・・・

うまいことつなげてきたなって?
こっからホームページに持ってくんだろうって?
さすが百戦錬磨のあなたです。
その通りです・・・というか、正確に言うと費用対効果の一つの例として、
HPを引き合いに出したほうが解りやすいんです実は。
だからHPのセールスではありません、言い逃れでなく事例です、じ・れ・い。

HPは作ったとき社員1ヶ月分。その後の運用(HPへの教育)も社員1ヶ月分くらい。

たとえば、あなたの事業が中古車の販売業だとしましょう。

オークションやインターネットで売れそうな車を仕入れます。
あなたの仕入れた車を来店したお客さんが気にいって購入を決めました。
その車は車検がなかったので、車検を通して納車整備も行います。

そして納車日、お客さんが時間通りに来て引き渡し、
代金も完済しました。
これをHPに例えると自動車の仕入れ納車整備までが制作費用です。

自動車の話を続けると、お客様が使用開始したあたりからは、
その後ガソリンがなくなろうと、タイヤがパンクしようと、有料道路を走ろうと、
中古車販売をしているあなたが、ガソリン代や高速代をお客様のために支出することは絶対ないですよね?

・・・なんとなくわかると思いますが、一応説明しますね。

HPを作ったとき30万円かかったとします。
でも、HPを毎月1つずつ作るわけではないので(毎月1台車を買うわけないので)、
HPの制作費用は30万円1回で終わりです(納車完了です)。

つぎに、この30万円かけて作ったHPを、新人セールスマンの教育のように、
毎月教育と言う名の「運用」をしていかなければなりません。
ここは車を使用維持するための、ガソリン代や駐車場所確保、保険料、税金、メンテナンス代などと言えばいいでしょうか・・・

2ヶ月目以降の制作費はかかりませんが、HPという新人さんの教育(運用)を・・・
社員や経営者のあなたが、当然していかなければならないのです(買った車を使用維持していかなければならないのです)。
HPは新入社員と同じで、いるだけでは何もできません。
ちゃんと役割を付与して、
それをしてもらうために教育(運用)しなければならないのです。

それはHPを作った人がやることじゃないのかって?
・・・いえ、それは中古車屋さんに買った車のガソリンが無くなったから、
なんとかしてくれと言ってるのと同じです。

新入社員とHPは同等に管理教育してください。

すでにHPを持っている、持っていないは別にして、
あなたの会社のHPのことを思い出したとき、考え始めたとき、
この言葉を思い出してくださいね。

期待の新入社員が素晴らしいセールス記録を出してくれれば、
あなたは笑顔になって、褒めて、もっとその社員さんに期待を寄せるでしょう。
じつは皆さん知らないだけで、HPも新入社員さんと全く同じなんです。
HPというルーキーが、飛躍的なセールスを計上してくれれば・・・
ね? ほんのちょっとは、HPも大事な気がしてきたでしょ?

第12巻に続く

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