行政書士になりたい 。
働きながら 行政書士試験 に 合格 した人たちの、
サラリーマン やOL時代「こうだった」と、多く耳にするお話です。
❝社会に出て何年か経ち、毎日同じことの繰り返しに疑問を感じます。
疑問を感じ始めると、人に使われることが嫌になってきます。
嫌になってくると、なぜ出勤しないといけないのか?
なぜ決められた時間まで仕事をしないといけないのか?
でも、給料ないと生活できないから、会社をやめられない。
やめられないから、疑問でも嫌でも我慢しないといけない。
だから、朝起きないといけないし、帰宅も夜になる。
休日出かけると、どこもかしこも「自分と同じ人」が、
同じ行動パターンで人の群れを形成している・・・❝
❝これにゴールはあるのか・・・
解放される時が、いつかやって来るのか・・・❞
働きながら 行政書士 に 合格 した人の多くは、
「今のあなたと同じ労働者」でした。
もちろん、筆者のわたくしも。
Contents
行政書士になりたい 理由:低リスクで 独立 できるから。
行政書士 として 仕事 をするためには、
どれくらいの 費用 がかかりますか?
何ヶ月くらいで食べていけるようになりますか?
【30代 会社員 : 行政書士 受験生 】
飲食店や物販業と違って、 行政書士 は仕入れや店舗というものは必須ではありません。
家賃が掛らないようにしようと思えばできますし、
開業 当初は サラリーマン を続けながら 二刀流 の人も結構います(可否は職種によると思いますが)。
飲食店なら、食器類、テーブル、椅子、食材や調理器具、
看板、宣伝広告費、アルバイトの人件費、目立つ場所に開店=家賃かかる。
物販業なら、物自体の仕入れやストック(在庫)、保管場所の確保、
運送費、梱包材、宣伝広告費・・・
行政書士 の場合、 行政書士会 への 入会費 等を別にすれば、
表札 程度の 看板 、 パソコン と 電話 、 名刺 があればなんとかなります。
※もちろん、ずっと パソコン と 電話 名刺 だけではいけませんよ(笑)
試験 に受かるまでは大変ですが、
開業 自体のハードルはそれほど高くないのが魅力ですね。
詳しくは日本 行政書士会 連合会 の HP もご覧ください。
行政書士になりたい ・・・でも誰がなんと言おうと 難関試験 です
インターネット で見ていると、
行政書士 なんて簡単。
3ヶ月位の 勉強 で 合格 できる・・・
こんな記事をよく見かけますが、
実際はどうなんでしょうか?
【20代 営業 職】
試験 の 難易度 は「かんたん」という声をよく耳にしますが、
❝働きながら 行政書士 を目指す人❞にとっては、かなりの 難関試験 です。
これは 試験 自体の 難易度 も相応の レベル であることはもちろん、
会社勤めの人は、会社の 時間 に拘束され、 仕事 上のストレスや疲労、お付き合いなど、
行政書士 の 勉強 だけに特化することは現実的に困難であることが理由です。
行政書士になりたい 人:受験生の7割を30代〜50代の方が占めます。
社会人で働きながら 行政書士 に挑戦する人が多い印象ですが、
実際にそうなんでしょうか?
【40代 トラック運転手】
公式の統計上も30〜50代の方が7割ですから、
トラック運転手さんのおっしゃるとおりです。
令和1年 度 受験者 (39,821人)
令和1年 の 30代の受験者 :全体の22.6%(約9000人)
令和1年 の 40代の受験者 :全体の26.9%(約10700人)
令和1年 の 50代の受験者 :全体の21.1%(約8400人)
※10代、20代、60代以上合わせて:全体の29.4%(約11700人)
引用元:一般財団法人 行政書士 試験 研究センター
つまり、30代〜50代の「働き世代」の人が 受験 者の大半を占めるので、
多くの人は「働きながら 受験勉強 」という ライフワーク になるわけです。
そのうえ、家庭・家族、友人・知人、会社のことと 国家資格 の 行政書士 の 勉強 を、
バランス良くこなしていくことが要求されますので、
勉強 だけしていればいいというわけにも行きません。
このように、 試験 以外の部分でも「 難易度 が高い」のが 行政書士試験 です。
働きながら 行政書士 に 合格 した人は、
精神面でも成長したと振り返る人が多いのもうなずけます。
行政書士試験 研究センターの発表する 過去 3年間の 合格率
合格率 は年々下がってきています(難化しています)。
さらに、コロナウィルスの影響で、 令和2年 以降の 受験者数 は増加傾向という報道もあり、
さらなる 試験の難化 、 合格率 の引き下げが予想されます。
平成29年の 受験 者:40,449
平成29年の 合格 者:6,360
平成29年の 合格率 :15.7%
平成30年の 受験 者:39,105
平成30年の 合格 者:4,968
平成30年の 合格率 :12.7%
令和1年の 受験 者: 39,821
令和1年の 合格 者:4,571
令和1年の 合格率 :11.4%
引用元:一般財団法人 行政書士試験 研究センター
やっぱり 行政書士 は早く 受験 したほうが良いんでしょうか?
まわりの方と同じことは言いたくないのですが、
コロナウィルスの影響などで、今後急激に 受験 者が増加する可能性は否定できません。
行政書士試験 も以前は6万人くらい 受験 して 合格率 一桁の時代もありました。
ここ10年くらいの 合格率 はこちら↓
こういった 過去 の経緯も考慮すると、
試験 の 難易度 が横ばいとか、ましてや、易しくなるということは考え難いでしょう。
行政書士合格 を目指すのであれば、
手が届くレベルのうちに 合格 してしまったほうが良いのかもしれません。
そうですね「早く 受験 」するに越したことはないでしょう。
P.S
行政書士の勉強を始めたら、ダイエットに成功した。
勉強したくて仕事を早く終わらせる習慣をつけたら給料があがった。
勉強を終わらせてから、人と会うような習慣にしたら、友人や家族との信頼関係が以前より深まった気がする。
これもまた、社会人受験生が合格された後、よく口にする話しです。
国家資格というインパクトはもちろんのこと、
人間としての成長も期待できるのが、
またもう一つの、行政書士の魅力なのかもしれませんね。