行政書士予備校 は時代遅れ?
(前回までのあらすじ)
交通事故をキッカケにそれまでしていた物流の仕事を辞め、
事務に転職しました。
タカシさんは高校中退のため職探しに苦労した末、
今は本気で行政書士の次回の試験を目指しつつ、
「独学」という一つの勉強方法で挑むことになりました。
まずは必要な教材をそろえる
タカシさんは、高額な予備校のコースを受講するのはやめて、
インターネットや本屋さんで、勉強に必要な教材などを揃え、
いわゆる「独学」で来年の11月の本試験を目指すことにしました。
まだ10月なので、来年の試験日までは13ヶ月あります。
インターネットとか見てると「あれも・これも」とまくし立てる情報も多い。
そんな中から「実際に合格した人」のサイトを吟味して、
せっかく独学にすると決めたんだから、
必要なものを効率的に絞ってテキストなんかを揃えよう。
実際には、基本書と六法、過去問さえあれば当面はいい。
模擬試験とか練習問題とかなんとかは、
やりながら考えるんだ! 左右されるな俺!
タカシさんの決意は、以前に比べて強くなったようですね、関心関心。
基本書&受験六法
さて・・・基本書だな、まずは・・・
予備校で出してるのが、T◯C L◯C ◯◯塾 大H ・・・・
ほかにも、予備校以外で出版してるのが結構あるんだな・・・
でも、覚えてるんだ俺♪
仕事しながら受験する人は、職場とか車に持ち込むから、
各科目ごとに引っ込ぬけるのが、持ち運びに便利で良いってね!
・・・えっと、一番近いのはT◯Cのみたいだなぁ
お、しかも、これ「六法」までついてるじゃん!
あとは、出題履歴が載ってれば良いんだけど・・・
おお! 載ってる!! 【購入時は受験年度のものを購入下さいね】
うん、3000円ちょっとみたいだし、基本書はこれで決定で良いな。
ついでに、行政書士受験六法も入ってたから、一挙両得だし。
【タカシさん、基本書とともに受験六法も入手しました】
過去問
さて、次は過去問なんだけど・・・・
この前見た合格者のサイトで、
合格道場がいいらしいと言ってたから・・・
ちょっと見てみますか・・・
【タカシさんは、自宅のパソコンから“合格道場”にアクセスします】
タカシさんは、思わず呟きます
「うわぁ・・・なんだこれ? こんなに詳しく解説まで載ってるの・・・?
こ・・・これは、冊子の過去問は買わなくていいな。
だって・・・無料で観れるんだもの・・・(笑)」
【タカシさん、過去問の書籍は買わず、合格道場のサイトで補うことにしました】
「スキマ時間」の活用
タカシさんは、フルタイムで仕事をしながら難関資格である行政書士に挑みますので、
仕事が終わった後や、仕事休みの土日だけでは、
とても効率的な勉強時間は確保できないであろうと思っていました。
スキマ時間の活用には、
パソコンとかスマホの「Googleアカウント」を統一して、
パソコンとスマホに「Google keep」メモとリスト・・・↓
これらを「同じアカウント」で双方にインストールすれば、
スマホで入力したものがパソコンでも見れて・・・
その逆もできるんだったな・・・
うまく使えば、仕事中の休憩時間とかカフェ・なにかの待ち時間の間に、
スマホで合格道場の勉強なんかをして、ノートをとる代わりに、
このGoogle keep メモリストを使って、記録を入力しておけば、
スマホでもパソコンでも復習できるわけか!
しかも、手打ちでも、音声でも入力できるから便利だな。
※もちろん、筆記用具を利用することを否定するものでは有りませんのでご留意下さい。
まとまった勉強時間をとれるとき
スキマ時間でばっかりやってても、試験に受かるとは思えないからな、
やはり、土日とか、仕事の前後でも数時間単位で学習が必要だよな。
スキマ時間でコツコツやったところを、こういうときにまとめれば良いのかな。
あと、記述問題ってのがあったけど、
あれは直接書かないといけないから練習が必要だよな。
・・・あの人のサイトになんて書いてあったっけな・・・・
あ、思い出した!
頭が働かないときは、ひたすらに記述で出題されそうなフレーズを、
ひたすら紙に書き写すんだったな。
なるほどな!
テキスト読んで理解するには頭使うけど、
keepメモとかノート、テキストに記録してあるフレーズを、
何も考えずに書き写すだけなら、頭が働かなくても確かに出来そうだ!
うん!
なんだか、楽しくなってきたぞ。
タカシさんは、合格者のサイトをみて、それを素直に行動に移した結果、
勉強がはじめられる環境が整って来たようですね。
でも、まだまだ、準備が整い始めただけで、
本当の勉強はこれからです。
約1年後の試験、頑張って欲しいものですね。
P.S
次回以降は、ついにタカシさんが、
働きながら約1年後の行政書士試験を目指すために学習を開始します。
高校中退後の最初の会社・・・
交通事故に遭って力仕事ができなくなって会社をやめ、
その後の転職活動で四苦八苦し、なんとか今の職場環境にたどり着きました。
こういった山あり 谷あり? の、今までの自分を見つめ直し、
やっと「本気で」行政書士に挑みます。
行政書士になりたい⑦へつづく